親不知ピークから見る鷹取山全景
鷹取山は、神奈川県横須賀市、三浦半島の付根の部分に位置します。
これだけの人口密集地に囲まれて、しかも標高139メートルの、山と言うより丘と言った方がいい山ですが、その標高やイメージからは信じられないほどの遊び場が待っています。
地名の由来については、太田道灌が鷹狩りをしたことによるとか、鷹が多くいて鷹をとった事によるとか、色々な言い伝えがあります。また、高い所を示す語に、「タカトー」の原意があり、これが「タカトリ」となり、鷹取の文字をあてたものと考えられるそうです。
この山の地質は、三浦半島の至る所で見られる第三期層凝灰岩で、軟らかで加工し易いため、家屋の基礎などの建設用に使われてきましたが、戦後その需要も減り、放置されたものが現在の山容となっています。
(凝灰岩:火山噴出物が水底や地上で固まった岩石)
その明治から昭和の初期にかけて石材を採取したために生じた、切り立つ岩の容姿が群馬県の妙義山に似ているところから、湘南妙義の別称でよばれるようになりました。
また岩肌にある無数の小さな穴は、過去数十年間に打ち込まれたハーケンの跡です。鷹取山のクライミングゲレンデとしての歴史は、戦後まもなくから始まり、すでに50年の歴史があります。現在はスポーツクライミング(フリークライミング)の場として、盛んにクライミングロープがかけられています。
おいらは鷹取でも遊ぶ
※鷹取山全体図も掲載予定です。もうしばらくお待ち下さい。
- 遊び方色々
- 鷹取山への行き方アプローチ&ハイキングガイド
- フリークライミングルート
- 1.親不知エリア
(1-1)親不知南面 (1-2)親不知北面 (1-3)安らぎの壁(工事中)
- 2.子不知エリア
(2-1)子不知南面 (2-2)子不知西面
- 3.後浅間エリア
(3-1)マジックマッシュ (3-2)右壁 (3-3)左壁
(3-4)前衛 (3-5)ビギナーフェース
- 4.桜エリア
(4-1)桜岩 (4-2)ツメ岩
- 5.前浅間(コの字)エリア
(5-1)裏コの字1 (5-2)裏コの字2 (5-3)前衛壁右壁
(5-4)前衛壁正面 (5-5)前衛壁左壁
- (5-5)コの字(工事中) (5-6)墓場エリア(工事中)
- 鷹取山安全登山協議会について(工事中)
注意事項
個々のルートについては、ピンのあるルートもありますが、トップロープでのクライミングをおすすめします。また、ルート上部には全て支点がありますが、複数の支点にビレーを取る事をおすすめします。長めのシュリンゲが便利です。
このルート図は私及び横須賀登高会会員により、横須賀登高会編として編集したものです。従って、その他の団体によるルート名及びグレード表示と一致しないルートが存在する可能性もありますのでご了承下さい。作成には、白山書房の[関東の岩場]を参考にさせていただきましたが、ホールドその他の変形やクライマーの主観的な評価もありますので、[関東の岩場]編のグレードは(カッコ)内での表示としました。
また、このルート図により実施したクライミングにより、事故その他のトラブルにあわれても、当方は一切の責任を持てない事をご了解下さい。このルート図作成にあたり、下記の方々のご協力を得ました。
どうもありがとうございました。渡辺弘次さん(現無所属/元横須賀登高会チーフリーダー)
また、このクライミングガイド(ルート図)に不備な点及び修正個所を発見した方は、ご連絡いただけるとありがたいです。その他、鷹取山関係の情報もお待ちしております。ルート名・グレード等も統一する事が望ましいと思います。よろしくお願いします。
以上
山岳会・森羅代表:川名 匡
(前横須賀登高会代表)
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一級遊び人:川名 匡
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